(前章の続き)
二つの力がぶつかり合い、瞬時にしてこの地域全体を破壊しうる力が爆発した。幸い、この地区には他に誰もおらず、二人も力を制御して地域外に漏らさなかった。しかし、その恐ろしいエネルギーの波動は百里離れた修行者たちにも想像を絶する恐怖を感じさせた。それは心から湧き上がる恐怖で、人々に無力感をもたらすものだった。
千里離れた場所で、一人の老人は深い驚きを抱いた。「どうして可能だというのか、まさか数万年前の逆天者なのか!彼は一体誰なのだろう?伝説では逆天者はすでに天道とともに消えたはずだ!」
同時に、玉虚府の地下からも轟く咆哮が聞こえた。「父よ!」
東海の上で、中年の男性はため息をついた。「伝説は本当だったとは・・・まさか・・・」
天空の上に立つ神秘の人物は彼に向かって言った。「辰南、まさかお前がまだ生きていたとは!」
下方の辰南は冷笑を上げ、すぐにもう一つの力が辰南の冷笑とともに上方の神秘人物へと届いた。神秘人物は大いに驚いた。「お前は今どの境界に達したのだ!この力はあまりにも恐ろしい!」
辰南は言った。「今の私がまだ完全に覚醒していない段階でも、お前は私の敵ではない。お前の主を呼んでこい、さもなければ私は半刻のうちにお前を討つ!」
聞いた神秘人物は激怒した。「お前、%*@%!」その後辰南に向かって掌を打ち出すが、辰南は冷笑した。「これは自ら死を招いたと同じだ!」
辰南は「咫尺天涯」を繰り出し、神秘人物の放った掌力はすべて辰南の前で消え去った。
さらに辰南は「魔吞天宇」を放つ。神秘人物は危険を感じ、「まずい!」と思ったが、すべては手遅れだった。辰南の「魔吞天宇」は神秘人物に命中し、神秘人物は悲鳴を上げて霊識が消滅した。
遠く、万里に投影術を使う者は震えながら言った。「神をも超えた存在が、こんな形で消されるとは!この辰南、一体誰なのだ!」
その時、一人が言った。「私、祖師から聞いた気がする。当年の数名の逆天者の中に、辰南という者がいたはずだ!」
その後、辰南は遠くの空へ飛び去った・・・(明日更新)